2010年6月15日火曜日

JRAの思惑とマーメイドSの激アツ馬

夏競馬の開催ですので、今週はこちらも考察を進めていますのでお楽しみに。
さて、この先週末に京都&東京開催が終わり、JRAは2010年度前半の成績を発表。
入場人員は前年比94・3%の339万2043人。
売り上げは同95・5%の1兆1741億9540万5500円とともにダウン。
上半期の平地GI(フェブラリーS~安田記念までの10戦)は全てのレースで売り上げが前年比を下回るけっかとなり、厳しい数字。
締めくくりの宝塚記念で、反撃のきっかけをつかめるかどうかですね。

私がJRAの立場なら間違いなく高配当を演出します。
春のクラシック戦線は以前ブログで書かせて頂きましたが
「強い馬作り・擁立」と。
では、その布石をうった後は高配当の演出しかないでしょう。
経営的に考えると、集客あってこそ成り立つわけです。この不況下は開催側や関係者、そして一般顧客も同じです。
高配当演出は、もしかすると宝塚記念の週かもしれませんが、
今週と来週、大勝負に打って出ても良いのでは。

では、今日もマーメイドS。
簡単なデータからの推測。
過去10年間で別定戦の00年~05年の優勝馬は6頭中3頭がGI馬で、2頭がGI2着馬。実績上位馬が以前までは有利でしたが、ハンデ戦となった2006年以降の連対馬で、重賞連対があったのは07年2着サンレイジャスパー(06年は2着)のみで、重賞活躍馬は出番がなくなった点には注意。
その分、軽ハンデが有利となり、06年以降の3着以内12頭中、ハンデ53キロ以下が10頭。
残る2頭中、07年2着サンレイジャスパーは54キロ。55キロ以上の連対はないのも特徴。
55キロ以上で最高着順は、2009年のリトルアマポーラの3着で56.5キロ。
ここで、明らかなハンデの差が生じます。
そもそもハンデキャッパーは各馬に勝機をもたらせるために、馬の能力に応じて斤量を増減させるものです。

1kgで1馬身の差が生じると言いますが
最軽量馬50kg、最重量馬で57kg。
では、この7馬身差のハンデの中で、恩恵を受けるだろう激アツ馬を紹介します。

また、常にこの陣営はハンデの利を受けやすいですが、今回はデキ悪と考える上位危険馬も紹介します。
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