皆さんはこの３つの違いを認識していますか？
投資の世界でも共通する部分がありますし
会員様や読者の方とお話させて頂いている時に
何度か出てくることですので
書きます。
＜Ａ＞
例えば、的中率３３％の競馬予想
１Ｒ目の馬券購入･･･不的中
２Ｒ目の馬券購入･･･不的中
３Ｒ目の馬券購入･･･不的中
皆様はこの時点で４Ｒ目をしますか？
おそらく大半の方は次のレースをしません。
＜Ｂ＞
では続いて勝率３３％の競馬予想
１Ｒ目の馬券購入･･･不的中
２Ｒ目の馬券購入･･･不的中
３Ｒ目の馬券購入･･･不的中
再び質問ですが、皆様はこの時点で４Ｒ目をしますか？
これも大半の方は次のレースをしません。見ます。
これが一般的に言う人の心理でしょう。
要は的中率も勝率も３３％ということは３回に１回は
的中するのだから２回不的中でも３回目には･･･と思いますよね。
では反対に４Ｒ、５Ｒ、６Ｒとチャレンジしていったとします。
そこでも外れたら？７回目はチャレンジしますか？
馬券購入しますか？
もっと分かりやすく言うとメジャーリーグのイチロー選手が
２００本以上安打する中で、打率というものは３割を超えていると思います。
そのイチロー選手が１０打席連続ノーヒットもしくは１本のみってことは
シーズン中にあります。
反対に１０試合連続でヒットを打ち、打率が７割って時もあります。
要はシーズントータルで３本に１本以上のヒットを打てるということになるのですが
投資などでも、お金がかかった時にヒトは人間の欲ということに対して
感情的になります。特に投資などで成功経験を知らない時は尚更ですので
１番重要なことはスタンスを崩さず「買い続ける」ことです。
イチロー選手は「打席に立ち続ける」のです。
これは＜Ａ＞も＜Ｂ＞も同じで例え５０％でも同じことが言えます。
しかし、これからが私は大切だと思っています。
何を重点において競馬をするのか。
ここでのポイントですが
本来は
的中率＝勝率ではないのです。
的中が欲しいのか勝ちが欲しいのか。的中しても勝たなければなりません。
競馬場に行って的中率が７０％でも帰りに財布のお札が少なくなっていては
意味がありません。何故か。当たり前のことですが･･･勝つために競馬をします。
では勝つってなんでしょう。
皆様の勝つって的中って思っていませんか？
よく勘違いしやすいのが、この的中率と勝率です。
１Ｒの購入金額を１００００円にしましょうか。
あくまで例え話です。
１Ｒ目、２Ｒ目で不的中。しかし３Ｒ目で的中！
配当は･･･？ってことになります。３万円で良いですか？
いくらの配当を狙った買い目ですか？
上記のように１０打席連続ノーヒット状態になった時でも
買い続けられるだけの資金配分かどうか。
もしくはそれを回収できる配当があるのか。
ここが重要なのです。的中率も勝率も本来は違うはずなのに
同じになっているのです。
いつの間にか当てるために競馬をしているのです。
点を点で見るのではなく線で捉えるのです。
では競馬で何が必要か。
当然、回収率ではないでしょうか。
どんなに素晴らしい予想で的中率が８０％であっても
競馬をし続ければ必ず負けます。やればやるほど資金は減っていきます。
当然１００％以上になることは
絶対にないし、馬券を買った時点で負けている世界ですから。
だから回収率が必要で、 結果的に回収率がモノを言います。
極端な話で申し訳なかったのですが１０打席連続でノーヒット状態でも
野球でなく回収率を目指した競馬であれば出来ることなのです。
１０００％の回収率なんてザラにあるのが競馬ですから。
絶対に大切なことはスタイルを崩さない。揺らがないということです。
投資の世界でもですが、表面上の数字だけを見ていても
見えてこない世界ばかりです。
的中率が８０％の競馬予想で本当に儲けられるか。
現実の投資の世界で利益を上げていくという事は表面上の数字に惑わされない
事ですので、競馬を毎週される方も同じではないでしょうか。
何の為に競馬をするのか。
もう１度、私、自分自身で考えてみました。儲けるためでしょう。
勿論、競馬自体が大好きですし。勝ち負けよりも大切なことも
教えてくれると思っています・・・＾＾
長々と生意気なことを書いて
本当に申し訳ありませんでした。。。
今週も回収率を追及したレース予想、スタンスで挑みます。
さて、本題に。
今週はエリザベス女王杯と武蔵野Ｓ、土曜日には京王杯２歳Ｓが
行われます。どれも個人的には相性の良いレースですので
回収率を追求し積極的に攻めて行きます。
アパネの牝馬初・年間Ｇ１を５勝出来るか･･･といった見出しが
目立ち始めました。次いでメイショウベルーガでしょう。
アパパネの強さは説明はいらないでしょうが
私はメイショウベルーガに軍配が
上がると思っています。
展開にもよりますが、このレースでのアパパネの
死角を挙げておきます。
そして、枠順にもよりますが反対にこういった馬にも
要注目ではないでしょうか。
